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新潟で“痛み”にお困りの方 −フィジオケア新潟のブログ−

整形外科専門の理学療法士(リハビリテーション)です。現在は“フィジオケア新潟”としてフリーランスの治療家もしております。注射や投薬でも改善されない辛い“痛み“でお困りの方がおりましたらお気軽にご相談下さい。およそ3万人の身体を診てきたスキルを活かし、運動療法によって症状の改善を目指します。メールアドレス:physio_care_niigata@yahoo.co.jp

おすすめの解剖学書、触診本

おすすめの触診・解剖学書

…本題の前に。 

わたくし、以前まで理学療法士のお仕事をしておりました。整形外科の病院とクリニックで8年間です。あまり偉そうなことも言えないのですが、臨床を経験していて改めて思います。やっぱり触診技術が大切だということ。 

 

近年ではMRIやCTの普及で身体を視覚化しやすく、立体的に捉えやすくなりました。

また、時代の先端を行く病院では超音波エコー器¹⁾の導入もあり、

リアルタイムで患部の観察が可能となりました(理学療法士or医者が診ます)。

 

しかし、いくら視覚化しやすくなったとはいえ、いざ治療をしましょうというときに患部を正しく触れられるでしょうか??MRI、CT、超音波エコー器などの医療機器とはいえ、所詮は画像(動画)でしかありません。もちろん、その画像を読み取る力は非常に大切ですが。

 

少し語弊があるかもしれませんが、一般的な整形外科のお医者さんの武器は内服薬注射であって、実際に患者さんの身体を動かして“治療”することは稀です。時間が足りませんからね。

 

そこで大切な役割を果たすのが、理学療法士ではないでしょうか??

 

そんな理学療法士触診できないではお話になりません。いったい"患部"には"どのような組織"が存在するのか?ここが治療する上ですごく重要なポイントになってきます。したがって、触れられないと治療ができないわけです。ある意味、触ることができれば評価や治療もできちゃいます。

 

学生時代は座学ばかりで、なかなか触診に時間をかけることが少ないように思います。しかし臨床では触れられないとダメです。いくら理学療法の知識があっても 触診技術がなければその知識は活かし切れません。したがって、これからご紹介する参考書は今でも読んで勉強しています。

 

 まずはコレ。

骨格筋の形と触察法

骨格筋の形と触察法

 

『改訂第二版 骨格筋の形と触察法』です。頭から爪先まで、凄まじい量の骨格筋と触察法が載っています。臨床でそこまで使うか疑問ではありますが、まさに触診のために生まれてきた本です。

 

この本の強みは

 ・オールカラー

 ・三次元的視点で観察した骨格筋(ご献体)の写真が大量にある

 ・骨格筋の位置を体表上に投影してある

 

僕が学生の頃は初版があったので,まるまるコピーして勉強した記憶があります。初版よりも文字数が多い分、若干ごたごた感は増えましたが、まあ見やすいです。名著です。触診ならばまずはコレでしょう。

 

 

次にコレ。

プロメテウス解剖学アトラス解剖学総論/運動器系 第2版

プロメテウス解剖学アトラス解剖学総論/運動器系 第2版

 

 

プロメテウス解剖学 コア アトラス 第2版

プロメテウス解剖学 コア アトラス 第2版

 

 

プロメテウス解剖学アトラス 胸部/腹部・骨盤部 第2版

プロメテウス解剖学アトラス 胸部/腹部・骨盤部 第2版

 

  

プロメテウス解剖学アトラス 頭頸部/神経解剖 第2版

プロメテウス解剖学アトラス 頭頸部/神経解剖 第2版

 

ご存知の方も多いと思います。『プロメテウス解剖学アトラス 第二版』シリーズです。

駆け出しの頃、 この参考書と出会ったときの感動は凄かった。

 

めっちゃ見やすい…

 

『改訂第二版 骨格筋の形と触察法』とは異なり、こちらはイラストが中心です。抵抗感なくすっと頭に入ってくるので、こちらの方がもしかしたイメージしやすいかもしれません。

 

この本の強みは

 ・オールカラー

 ・神経解剖学の総論部分を抑えている

 ・全身および局所における骨、関節、靱帯、骨格筋、脈絡系、神経系の形態や

  位置を把握できる

 

学生さんや新人さんは、下手な解剖学書を買うより良いです。間違いないです。

 

1)高橋 周:運動器超音波の新時代が到来