新潟で“痛み”にお困りの方 −フィジオケア新潟のブログ−

整形外科専門の理学療法士(リハビリテーション)です。現在は“フィジオケア新潟”としてフリーランスの治療家もしております。注射や投薬でも改善されない辛い“痛み“でお困りの方がおりましたらお気軽にご相談下さい。およそ3万人の身体を診てきたスキルを活かし、運動療法によって症状の改善を目指します。メールアドレス:physio_care_niigata@yahoo.co.jp

成長期の腰痛−腰椎分離症−

腰椎分離症

少し変わった病名ですが,一度は耳にしたことがあるかと思います.

腰椎関節突起間部という部位の(疲労)骨折です。

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 ❐特徴(どんな時,どんな人がなりやすいなど)

  • 運動中の腰部の瞬間的激痛
  • 12~17歳(成長期真っ只中)
  • 過激なスポーツ活動の有無
  • 腰部の伸展(伸展・回旋)による腰痛誘発
  • (疲労)骨折部位の棘突起に一致した圧痛
  • 胎児や新生児,歩行歴のない方には認めない

      吉田 徹:脊椎分離症に対する対処法の基本原則.整・災外 48,625-635,2005.
      加藤真介・他:腰椎の成長期スポーツ外傷.関節外科 32(3),262-267,2013.より引用

 

❐性別と年齢分布,所属スポーツクラブは?

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吉田 徹:脊椎分離症に対する対処法の基本原則.整形災外 48,625-635,2005.より改変して引用

※割合などの数値は改変してありますが、視覚的に捉えるとこんな感じです。

 

成長期の男子に多く発生ていることがわかります。興味深いのは野球、サッカー、バレーなどの球技スポーツに多いこと。球技スポーツでは片側(上肢や下肢)を極端に使います。それに加えて捻り動作を多用する...これが一番の原因です。つづく。